短編小説 サヨナラアシタ


Story line

眞鍋節也15歳。

高校入学の日、セツヤは同じ新入生の「森子」に恋をした。

たまたま、席が隣同士で仲良くなったが、いつまで経っても「お友達」

そんなセツヤを、「モテよう」と、親友のハクトが音楽の道に誘う。

二人が立ち上げたバンドの名前は……

 

BLAUER HIMMEL



眞鍋 節也


通称:セツヤ
作文を書くことが上手く、小学校・中学校時代はいつも作文コンクールで金賞を受賞していた。

高校に入ってからは作詩を始める。

真面目で、学力は高いが、おっちょこちょい。

服装のセンスが劇的におかしい。

 

森永 愛


ゴスロリファッションで、クラッシックのフランス人形を思わせる美少女。

非常に美意識が高く、毒舌。

セツヤの書く詩をすべてチェックしてくれ、セツヤのファンを自称しているツンデレ。


鈴木 博人


通称:ハクト

セツヤの高校に入ってからの親友。

侍を思わせる、和風のイケメン。
「モテよう」と、セツヤを音楽の道に誘う。だが、楽器のテクニックはあるがタブ譜も音符も読めない。
耳と記憶力が非常に優れており、セツヤが作ったデモテープをすべて耳コピで覚えている。

シド


セツヤたちの先輩バンド・Jack in the boXのドラムス。

ドイツ人を祖父に持つクォーターらしく、見た目では日本人だとわかりにくい。

セツヤたちのメンバーがお休みの日には喜んでヘルパーを買って出てくれる。

服装には非常にうるさい。

13歳年上の彼女がいるという噂。